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造粒機 ペレタイザー

造粒機【ダウ・ペレタイザー】

ダウ・ペレタイザーとは

造粒機内部の回転軸が高速回転をする際、回転軸に螺旋状に植込まれたピンが対象物に大きな攪拌力、転造力を作用させ、造粒が効率的に行われます。
集塵ダストや一般原料輸送系のダスト造粒処理に優れた実績を持っています。
また、2軸不等速セルフクリーニング機構の採用で回転軸へのダスト付着を最小限に抑えることで安定的な運転が可能です。

ダウ・ペレタイザー造粒機の特長

  • ダスト供給から造粒ペレットの排出まで密閉式ケーシングなので造粒過程でダスト飛散が無い
    (パン型造粒でダスト飛散にお困りの方におすすめ)
  • 高速回転するピンによる強力な撹拌力と転動作用による強固で均一な造粒ペレットが得られます
  • 低価格で大容量の処理が可能な造粒機
  • 2軸不等速セルフクリーニング機構搭載により、回転軸への処理物付着を抑制しメンテナンスの省力化
  • 高速回転のローターピンでも摩耗しやすい先端部には超硬の耐摩耗材が取り付けられており長寿命運転が可能
  • コンパクト設計なので機器スペースが小さく、設置しやすい
  • 投入と排出を同時に行う連続的な処理が可能な造粒機
ダウ ペレタイザー  機内ローターピンと粒状ペレット
生成された粒状ペレット
ピン先端 耐摩耗材 セラミック(または超硬材)生成された粒状ペレット
複数の原料による造粒には混練機で均一に混合し、造粒機で均一で強固なペレットが得られます。
1種類の原料でも混練機で水と均一に混練することで、均一な粒度のペレットが得られます。
【粉から粒になるまでの造粒工程】
  1. 粉体粒子に「水」または「水+バインダー」が添加される
  2. 粉体粒子に水が接触し、水の表面張力により他の粉体も次第に捕集されて造粒の核が形成される
  3. 攪拌作用により粉体粒子間に水分が均一に広がっていく。同時に水を結合材として造粒核は大きく成長していく
  4. 転動作用により粒の粒子同士が圧縮され球形に造粒する。水分は粒子表面に水膜として存在し、余剰水分は粒表面に出て新たな粒子を付着させ一定の大きさの粒ペレットが形成される

造粒機の用途

  • 肥料原料の混合と造粒
    複数の原料を前段の混練機で均一に混合し、造粒機で肥糧に適正な粒径(2~4mm)に造粒加工
  • 鉄鋼業界の電気炉からの集塵ダストの造粒
    電気炉から発生するダストを集塵機で捕集し電気炉内に再投入するためにダストを造粒機で飛散しない程度に造粒処理
  • 鉄鋼業界の鉄系還元炉からの亜鉛系ダストの造粒
    鉄系ダストに含まれる亜鉛分の有効利用として亜鉛精錬所へトラックで輸送するために、造粒機でダストを粒にし造飛散防止と取扱いを容易にするための造粒
  • ごみ溶融炉の燃料(粉体)の造粒

造粒機の納入事例

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