ユニハンドラーⓇ
ユニハンドラーのシステムは駆動本体・フレキシブルシャフト・アタッチメントの主要部品と開度計付き操作台・L型ジョイント・アダプター・フレキサポート・貫通シャフト等の付属部品により構成されます。
1駆動本体の種類
電動式/200V(400V)発電所・下水処理場仕様
エンジン式/水門・ダム仕様
エアモーター式/防爆地域仕様
型式 | 主な用途 | 定格トルク (N・m) | 最大トルク (N・m) | フレキシブル シャフト型式 | アタッチメント型式 | |
電動式 | UDP・UDA | 既設・新設大型弁 発電所 下水処理場 | 3.9~600.0 | 9.8~1500.0 | F-13/F-18 | AS-3~AS-60 AM-5~AM-80 AL-80~AL-120 |
エンジン式 | UHA・UHP・UHP-K | 自動降下式門扉 水門・ダム | 19.6~747.7 | 19.6~882 | F-18/F-20/F-25 | AS-3~AS-20 AM-3~AM-60 AL-60 |
エアモーター式 | UKP | 防爆地区 | 10.8~239.1 | 22.5~479.2 | F-13/F-18 | AS-3~AS-40 AM-60~AM-120 |
2フレキシブルシャフト
フレキシブルシャフトは剛体のシャフトと異なり曲げた状態でも使用可能であり、曲げ半径を所定の値以上にすれば高効率でトルクを伝達できます。ユニハンドラーで使用する場合、ある程度自由に曲げて使用するために、高トルクの伝達と背反する事になりますので、減速機・アタッチメントにより出力に対応した高回転を維持させます。伝達トルクによりシャフト径を(8,10,13, 18,20.25)より選択ください。接続金具は目的に合わせワンタッチ式・角ベロー式等があります。
曲げ半径
フレキシブルシャフトの効率は曲げ半径で決まります。
出来るだけ大きい曲げ半径で使用するのが望ましく、曲げ半径を小さくすると効率が落ち発熱する場合も有ります。
シャフトのサポート
中間用に用いる長いフレキシブルシャフトは、それ自体の自重を受けた適正な曲げ半径を保持出来るよう注意し、他機器や建築部材の干渉を避けるため適切な位置にサポートを設けます。
標準品のクランプを現場に合わせた補強材を取付けコンクリート面又は架橋等にアンカーボルトか溶接により固定します。
接続金具
可搬式駆動本体に接続するフレキシブルシャフトは頻繁に曲げのばしを繰り返しますので、角ベローとネジでの固定です。それに引き替え中間用(延長用)フレキシブルシャフトは殆ど固定の仕様ですので両面ワンタッチ式です。
接続部の形状は同じですが寸法はアタッチメントに合わせたAS, AM,ALの3種類からご使用ください。
特殊接続金具
状況・用途に合わせてもいろいろな形状の金具をご用意して有りますのでご相談ください。
3アタッチメント
駆動本体からの出力を減速しバルブ・ゲートの適正操作トルク・適正操作速度を維持させるのがアタッチメントです。
許容トルクで、大中小(AL,AM,AS)の3種類があり減速比は以下の通りです。1/1,1/3,1/5,1/10,1/15,1/20,1/30,1/40,1/60,1/80,1/100,1/120(1/80以上は2段減速方式)
アタッチメントの種類はハンドルに簡単に着脱できるカップリングタイプを中心にステーパイプ不要のフランジタイプや切り替えレバーを持つタイプその他、正逆切り替え機能を持つタイプ等があります。
4アダプター
アタッチメントの出力部とハンドルを接合させるための器具で、AS,AM,ALの3種類です。
U字ボルトで取付けるタイプ・軸に直接取付けるタイプなど現場状況に合わせます。
5専用ハンドル
アダプターと一体になったハンドルですので、新設の弁やゲートに予め設置する事でアダプターが不要になります。弁メーカー・ゲートメーカー指定する事が必要です。(標準品は以下)
AS形 φ400 φ500 φ600
AM形 φ400 φ500 φ600
※AM-W型のアタッチメントには不要
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